光ナビゲーションや楽譜表示機能などの演奏サポート機能の充実により、鍵盤楽器入門機として最適。
　内蔵曲や自動伴奏機能など、家族で楽しめる機能が満載。
　最近ではパソコンとつないで楽譜や曲をダウンロードできる機種も出てきており、電子楽器ならではの楽しみ方ができる。
　価格も１万〜とお手頃で、場所もさほど必要としない。

こんな方におすすめ

　・初めて触る幼児の方
　・鍵盤楽器が初めての中年〜高齢の趣味の方

注意点

　タッチがピアノと比べて軽いので、キーボードに慣れているとピアノを弾いた時に違和感を感じる事になる。最終的にピアノを弾きたいと考えている人は、普段から電子ピアノ以上のもので練習する方が無難。
　ただし、まだ指の力が弱い幼児が鍵盤に慣れ親しむための楽器としてはおすすめ。

　アコースティックピアノのタッチ、音を再現しているため、電子ピアノと言えども、アコースティックピアノに近い弾き心地が得られる。特に10年前に比べて格段に良くなっている。これからも改良が進められるだろう。
　自動伴奏機能、メトロノーム機能、録音再生機能、パソコンとの接続によるダウンロードなど、電子ならではの楽しみ方ができる。
　また、ヘッドホンで練習できるので集合住宅でもＯＫ。重量も100kg前後なので、床の補強工事も必要ない。
　価格は８万円〜４５万円。

こんな方におすすめ

　・ピアノ入門〜中級者の方
　・住宅事情により小型軽量・消音のピアノを置きたい方
　・自動伴奏やバック演奏などで楽しみたい方

注意点

　アコースティックピアノに近づいたとはいえ、やはり別物。高度な演奏になればなる程、タッチや音の違いが露出してくる。上級者や指導者はアコースティックピアノと併用して、夜間の演奏用として使用するのも良いだろう。
　アコースティックピアノと違い「電化製品」なので、寿命がないとは言えない。中古で電子ピアノを購入したけど使い始めて数ヶ月で壊れた・・という話もあるので、新品で買うことを薦める。

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　鍵盤を押すとそれに連動したハンマーが弦を打つ。そこで生まれた振動が駒に伝わり響板に届いて共鳴してピアノの音を鳴らす・・という構造。子供の頃からこの本物の豊かな音とタッチで感性を磨いておきたい。調律と手入れ次第では一生使えるもの。
　また、音を出せない環境の場合は「サイレントピアノ」（ヘッドホンで演奏できる）という選択もある。「アンサンブルピアノ」は録音再生機能やメトロノーム機能、パソコンに接続もできる。
　価格は４０万〜。

こんな方におすすめ

　・ピアノ入門〜上級者まで
　・本格的に始めたいけど、グランドピアノを置くスペースや予算が無い方
　・住宅事情により消音のピアノにしたい方（サイレントピアノ）

備考

　家で眠っているピアノも、後付でサイレントやアンサンブルユニットを取り付けできる。近くの取扱店に確認してみよう。　

　グランドピアノの魅力は豊かな表現力。音の強弱がはっきりとつけられ、曲想に合った微妙な演奏表現が可能。1秒間に約１５回（アップライトは約８回）という細かい連打ができるので、より高度なテクニックにも応えられる。
　最近では６畳にも置ける省スペース型グランドピアノも出ている。
　価格は１００万〜。

こんな方におすすめ

　・音大や音楽専門の道に進みたい方
　・ピアニスト、ピアノ指導者
　・スペースと予算に余裕がある方